第4章 自然への眼差し

柿の里

130.3×97.0cm タナカ研修所蔵

深まりゆく里山の秋の様子が詩情豊かに描かれている。
「ここしかない」という絶妙な構図で、じっと前方を見据え、何かを見守るかの様に描かれた一羽の鴉には、田舎の人々の素朴な営みへの深い共感が投影されている。
日本の原風景の一つがここにある。

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