第1章 竹取物語シリーズ
第2章 心の平安を求めて
第3章 親子の情愛
第4章 自然への眼差し
第5章 その他諸作品
第6章 空蝉物語シリーズ
60.6×72.7cm 個人蔵
朝霧に霞む御堂を背にし、一頭の鹿がじっとこちらを見据えている。 静寂の中に佇むこの鹿が見ているのは、観者である私たちの姿ではなく、私たちの心なのであろう。 「この鹿は、神の使いなのかもしれない」とまで想像させるところは、まさに墨相画の真骨頂である。
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