第3章 親子の情愛

阿波情話

130.3×194.0cm

画家はスケッチ旅行で徳島へ行った際、 人形浄瑠璃「 傾城阿波の鳴門」を観劇する。
その物語の中でも観客の涙を誘う「母と娘の再会と別れ」の場面に、画家自身の母に対する思いを重ねて本作は制作された。
画中に描かれた渦潮が、親子の情愛の深さを象徴するようだ。

PAGE TOP