第3章 親子の情愛

梅の精

50.0×300.0cm、小林美術館蔵

自身初の屏風作品。
大谷氏は毎春、梅が大好きな母を伴い梅林に出かけていたが、母も高齢となりそれも叶わなくなった。
「母を再び梅園に連れて行ってあげたい」という願いを氏は画中で叶えた。
“ 梅の精 ”となった母は永遠に若く、大好きな梅園で幼子のようにはしゃぐ。

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