第6章 空蝉物語シリーズ

空蝉物語 その4《化身》

91.0×72.7cm

画家はシリーズの一作目で、“未来への希望”を羽化した蝉の姿に託し象徴的に描いた。
“未来への希望”の「化身」である蝉は成長し、志ある「天相系」の若者として本作に現れた。
山中の寺院は若者が目指す精神的な高みを暗示するかのようだ。
夜空に浮かぶ満月は若者を見守り支えたいと願う画家の姿を象徴する。

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