第1章 竹取物語シリーズ

竹取物語そのV「安心」

150.0×300.0cm、かぐや姫の町 広陵町収蔵

竹取物語シリーズを締め括る本作では、人々の魂がこの世での務めを終え、その故郷へ還る様を簡潔な構図で表現した。
大きく描かれた満月は、 魂の故郷の安らかさを体現し、まるで禅画の円相図の様だ。
安らぎの境地を体得した大谷氏だからこそ描き得た傑作である。

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